「HIVと白血病、どちらもコワイ病気ですがどんな違いが?」の記事

HIVや白血病というと、なんといっても「不治の病」という印象が大きいもの。病名を聞いただけでも凍りつきそうになってしまうのも当然。ところで、このHIVと白血病は似ているようで全然別物のようです。どこがどのように違うのでしょう、少し解説してみましょう。

HIVや白血病というと「不治の病」という印象がとても大きくて、病名を聞いただけでも凍りつきそうになってしまいます。ところで、このHIVと白血病は不治の病というところでは、共通するものが大いにあるのですが、似ているようで全然にていないのですよね。
生き物の血液の中に含まれる、「赤血球」「白血球」「血小板」というもの。学校の理科などで習った覚えがおありだとおもいますが、骨髄の幹細胞という細胞から生成されるのです。そして、この幹細胞がガン細胞になってしまうと「白血病」になるわけです。
HIVというのは、つまり「後天性免疫不全症候群」というのですが、HIVウイルスが身体のなかに入ってきてしまうとどういうことが起こるかといいますと、体内に悪いばい菌などが侵入してきた際、健康な人ならば「悪い菌だ」ということで、身体機能が働き、その悪いヤツを攻撃し排除しようとする機能が働くわけです。しかし、健康でない人、HIVに感染してしまった人は、その「悪いばい菌」を攻撃し排除して健康体を保とうとする「T細胞」という細胞の働きができないようにしてしまうのです。つまりは「免疫不全」となって、健康な人よりもずっと病気になりやすくなるというわけです。
ですから、白血病患者でも何らかの経路でHIV感染してしまう可能性があるわけです。
病気は何でもかかりたくはないですが、HIVも白血病というとマイナスイメージが強い為、できればなりたくはない病気ですよね。HIVは、自分の生活態度によって安全性が確保されやすい病気です。たとえば、お付き合いする相手は慎重に選ぶ、など。もしも、罹患が疑われるようなら、保健所で匿名の検査が受けられますし、治療方法もあります。ただし、根本的に完治できるわけではないようです。また、白血病は、乳児から高齢者までと発症年齢が非常に幅広い病気です。